若井産業株式会社工業用ファスナー開発

Q&A

こちらは、皆様の様々な疑問にお答えするコーナーです。いただいたご質問への回答を順次掲載してまいりますので、上のお問い合わせボタンを押してフォームにご記入いただき、メールでどしどしご質問をお寄せください。お待ちしております。


                      次のは最新掲載、または更新したQ&Aです

01 製品の購入方法は?
02 リベット式ナットとの違いは?
03 ターンナットの素材、使用条件は?
03 繰返し使用のできる特殊タイプとは?
04 ステンレス製のターンナットはありませんか?
05 メカナットとターンナットの違いは?
06 製品の価格は?
07 価格が高いのでは?
08 市販ボルトは使えますか?
09 ネジ締め時に専用工具は必要ですか?また注意事項はありますか?
10 インプルナットのタブを小さくできませんか?
11 インプルナットは大きな下穴を必要としますが、締付後にズレが生じませんか?
12 インプルナットは床面等で使えますか?
13 インプルナットのタブによってできる隙間の影響は?
14 グラロックはなぜ「ユルミ」にくいのですか?
15 グラロックはなぜ金属製?
16 グラロックは丸い下穴では使えませんか?
17 グラロックのバーブの効果は?
18 手すり用ファスナーの特徴は何ですか?
19 メカヘビーについて教えて下さい
20 ターンナット・インプルナットに使用されている白色の梱包材は発泡スチロールですか?
21 ターンナットに使用されている三価クロムクロメート処理はどのようなものですか?
22 メカヘビ〜はALCに使えますか?
23 メカナットやメカヘビ〜を使って天井に何かを留め付けることができますか?
24 分ねじ(3/8や1/4など)・ユニファイねじに対応してますか?
25 ●ねじピッチは何mmですか?
26 ターンナット・インプルナットは供回りしませんか?
27 組み合わせるねじで緩みにくくする方法・商品はありますか?
28 ●M12以上のねじに使えるインプルナットやメカナットは作れますか?
29 M3のねじに使えるターンナットは作れますか?
30 展示会には出展してますか?
31 【中空用ファスナー】以外の特殊なファスナー・ナット・アンカーを作れますか?
32 輸出していますか?
33 ELV指令・RoHS指令・WEEE指令に対応してますか?
34 どんな 場所 に使ってますか?
35 どんな モノ を留めつけてますか?
36 おもしろナット(イフワカイ中空用ファスナー)の採用以前はどうしていたのですか?
37 図面を頂けませんか?
38 プレス穴とドリル穴の違いは何ですか?


Q1: ターンナット、インプルナット、グラロック、工業用メカナットなど、ここに紹介されている製品の購入方法は?
A1: 一般の販売業者ではお取り扱いいただいておりませんので、まずは当イフワカイに直接コンタクトをお願い致します。このような形態を採っておりますのは、市販のボルト・ナット類が「食品」のようなものであるのに対し、私どもの工業用ファスナー製品が「調合薬」のような位置付けを持つ製品だからです。

当社製品のご使用は、症状によってかなりの効果が得られるなどご採用例も多い反面、選択や使用法を誤るとせっかくの効果が得られないばかりか、最悪の場合は事故にもつながります。そのためイフワカイでは、ユーザーの皆様からダイレクトにご相談をお受けしています(一部業界では、ご相談に応じることのできる販売代理店もございます。また、お支払い方法は、ご指定納入業者様経由も可能です)。

このホームページの「お問い合わせ」フォームからメールをお送りいただくか、当社まで電話またはファックスをお寄せください。ご要望をお聞きした上で、お試し用の見本も無償でご提供させていただきます。取り付け母材をお預かりできれば、当社研究施設で強度試験を行い、そのデータをご提供することも可能です。

※当ホームページで、これらの製品を充分ご理解いただいた上で、1個〜小箱未満の少量お買い求めをご希望のお客様のために、「小口注文」を承るコーナーも設けています。



Q2: インプルナット、ターンナットと従来のリベット式のナットとの違いは何ですか?
A2: 中空部分には溶接ナットや板ナットをセットしにくいなどの事情があって、当社製品やお尋ねのリベット式ナットが用いられており、それぞれに特徴があります。リベット式ナットとの主な違いを以下に挙げてみます。

(1)当社製品にはリベッティングのための専用工具が不要です。御社製品の添付部品としてご利用いただいた場合、特殊な技能や工具が不要なため、ナット挿入用の穴さえ開けておけばあらゆる購買者の方にナットをセッティングしていただけます。また、選択的使用部位(必ずしも利用されない部位)においては、無駄なナットを取り付けておく必要がなくなり、ラインでの作業人件費の削減を含め、大幅なコストダウンが可能です。

(2)リベット式ナットはリベッティングによって母材との固着力を得ます。そのため固着力にバラつきが生じたり、リベッティング後は母材への固着力は増加することがないという構造上、ボルト締め付け時に空転(ナットスベリ)が発生する恐れがあります。当社製品は、枠に支えられた状態でボルトの締め付けと共に母材に強く圧接するため、空転が発生しにくいことが特徴です。

(3)リベット式ナットはリベッティングによって外周がリング状に膨らんだ部分が母材の穴周辺と接します。インプルナットやターンナットはより広い「面」で接する板ナットですので、薄い母材でも変形させにくく、しっかり固着します。しかし、価格面ではリベット式に一歩譲ります。作業の省力化や空転時処理などのコストダウンメリットや強度メリットを必要とされない場合は、リベット式ナットがお得です。

          
              
(左=ターンナット     右=リベット式ナット)


Q3: ターンナットの素材は何ですか、また使用条件がありますか?
→ターンナット
A3: ナット部分の素材は鋳造亜鉛(枠はSUS304)です。鋳造亜鉛の一般的特性として、鉄に比べると強度や粘りにおいて劣る、鋳造時の「ス」の存在は避けられない、-20℃以下の極低温時には柔軟性が低下する──などがあります。

腐食環境では使用できないほか、人命にかかわるような部位、躯体の組み立てそのものへの使用はできませんのでご注意下さい。また、締め付け時に過大なトルクを加えますと、ボルトの破断やナットの破損を招く場合があります。

また、取り付け・取り外しが繰り返される用途には適しません。(そのような用途でご検討の場合はご一報下さい。M5、M6に関して条件によっては特殊タイプもご用意することが可能です。)

ターンナットの採用事例はアルミ建材、ドア、窓周り、スチール家具、自動車の部品取り付け等数多いのですが、特に高い強度が要求される部位ではインプルナットをお勧めしています。


Q3-
2:
繰返し使用のできる特殊タイプのターンナットについて教えて下さい
A3-
2:
外見上の基本構造と素材は通常規格品と変わりませんが、@ナットの高さを高くして剛性を高め、ねじ山数も多く確保した A繰返し使用の時に負荷を受けやすいフランジと支持腕の部材厚を2倍(0.3mmから0.6mm)にし、さらに幅寸法も大きくした。・・・という2点が変更されます。

現在は、M5とM6に限定して、ご使用条件を確認しながら受注ベースで生産しておりますので、ご関心をお持ちの方は弊社イフワカイへ直接お問い合わせ下さい。
(特殊タイプのサンプル(M5、M6)はご用意させていただきますので、お気軽にサンプル・カタログなどをご用命ください。)→サンプル依頼フォーム

          
           
(左=通常規格品    右=特殊タイプ)


Q4: ステンレス製のターンナットはありませんか?
A4: あいにく、ステンレス製のターンナットは現在ラインナップしておりませんが、「インプルナット」はそのようなご要望に沿って開発されたオールステンレス製の製品です。使用方法がターンナットとは異なりますが、格段に高い強度と耐食性が得られます。強度や耐食性を要求される使用部位ではインプルナットのご採用をお勧めしています(インプルナットに限らずボルト・ナット類はSUS304であっても、激しい腐食環境には注意が必要です)。

          
          
(インプルナット)

なお、ナットの強度を左右する主要部分をステンレスで製造し、GF強化ポリアミド樹脂(6ナイロン+ガラス繊維)で包んだ「ターンナット SN6-S」(M6)もありますので、ご検討下さい。

          
            
@=ステンレスSUS303ナット
            
A=耐圧縮ガラス繊維強化6ナイロン


Q5: 工業用メカナットとターンナットの違いは何ですか?
A5: ターンナットは3mm以下の薄い母材(アルミ建材、スチール家具、樹脂成型品、自動車ボディー等)用に開発されたナットです。サイズによっては6mmの厚みの母材までご使用いただけます。使用小ねじは現在、M4/M5/M6/M8に対応しています。

一方の工業用メカナットは10mm以上の厚い部材(合板、複合部材、ハニカム等)を用いる工業製品用に開発された点で大きく異なります。使用ボルトはM6/M8/M10に対応しています。なお、別に「建築用メカナット3分(W3/8)」という製品もあります。こちらは主として中空セメント板への金物取り付け専用に設計されたもので、用途が特定されご理解を得やすいため、一般に市販しております。


Q6: 製品の価格はいくらですか。また、購入単位について教えて下さい。
A6: 製品の上代価格は以下の様になります。
(価格は事業者向けの上代で消費税を含みません)
 
製品名 単価 ケース入数 小箱入数
ターンナットTN-4 \48 500個 100個
ターンナットTN-5 \52 500 100
ターンナットTN-6 \57 500 100
ターンナットTN-6S(高トルク品) \67 500 100
ターンナットSN-6S(ステン+樹脂) \105 500 100
ターンナットTN-8 \67 500 100
インプルナットPL-4 \78 500 100
インプルナットPL-6 \86 500 100
インプルナットPL-8 \96 500 100
インプルナットPL-10 \192 300 50
メカナットM6 鉄製(メッキ品) \143 500 50
メカナットM6 SUS303製 \165 500 50
メカナットM8 鉄製(メッキ品) \156 600 100
メカナットM8 SUS304製 \180 600 100
メカナットM10 SUS304製 \540 300 50
メカヘビ〜M4 SUS304製 \840 300 30
メカヘビ〜M6 SUS304製 \840 300 30
メカヘビ〜M8 ダイキャスト製 \1,080 300 30
メカバスナットM6-B SUS303製 \240 600 100
メカボードMB125 SUS304製 \140 1000 100

お見積りに関しましては、お問合せ頂きましたら、別途ファックスあるいはE-mailにてご回答いたします。なお購入単位に関しましては、各製品1ケース(数量は上表)からとなっております。少量でご入用の場合は小箱単位でご購入頂くこともできますが、1ケース未満のご注文に際しては別途運賃を頂戴しております。

また、1個〜小箱未満の少量お買い求めをご希望のお客様のために、「小口注文」を承るコーナーを設けています。


Q7: 価格が溶接ナットやプレスナット、かしめ式ナットよりも高いようですが…。
A7: 製品単価を比較しますと、溶接ナットやプレスナット、かしめ式ナットとは差があります。しかしながら、製品単価以外のコスト、つまり取り付けにかかる人件費などを含めたトータルなコストを考慮に入れていただければ、当社製品に十分なコストダウンメリットを感じて頂けると思います。

例えば溶接ナットでは、化粧(塗装)板で『焼け』や『キズ』が発生すると溶接の後処理に非常に手間がかかったり、また、かしめ式ナットでは以前の質問に対する回答(A2)にもありますように、専用工具の購入やメンテナンス、かしめ不良による供回りの問題等、目には見えないところで様々なコスト要因が発生しております。

もちろん、完全無人化されたような大掛かりな製造ラインをお持ちのユーザー様には、上記の様なコストダウンメリットや強度メリットが必ずしも必要でないと思われますので、従来通りの溶接ナットやかしめ式ナット、プレスナットをお勧めいたします。


Q8: 小ねじ・ボルトは市販のものを使用できますか?
A8: ターンナット、インプルナット、メカナット、メカヘビーはすべて市販の小ねじ・ボルトを使用できます。ご注意いただきたい点は次の通りです。

(1)潤滑性のある表面処理を施されたボルトは使用しないで下さい。低いトルクで大きな軸力が発生し、ナットの破損の原因となります。「○○コート」と呼称される処理品は事前の評価をお勧めします。

(2)ゆるみ止め接着剤を塗布したボルトのご使用は、事前の評価をお勧めします。

(3)太い径の仕上り品は使用できない場合があります。特にターンナットは枠部の穴が太径のボルトを受け入れません。ボルトの直進性を保つ目的で、そのように設計されています。まれですが、ボルトに厚メッキが施されている場合などはご注意ください。

細い径のボルトは使用に支障がありませんが、ねじ山の掛かりが少なくなりますので、一般に低めのトルクでねじ山の破損が生じることが予想されます。


Q9: ボルトを締め付ける時に専用工具は必要ですか?
また注意事項はありますか?
A9: 市販のボルトをそのままご使用いただけることはA8でお答えしていますが、締め込み時にも特殊な工具類を必要とはしません。

ご注意いただきたい点は、手が届かないところにナットが少し宙に浮いた状態でボルトを待ち構えていますので、通常のナットのようにボルトをいきなり工具類で押し込んで強く回してしまうと“カジリ”が発生する場合があります。ナットをセットした後、ボルトは手で挿入してナットとボルトのねじ山を正しくかみ合わせてから工具で回して下さい。

慣れない作業ではボルトを挿入した時に、軽く押し付けながら1〜2回転ほど逆転させて「カチッ」という感触をつかんでから、押し付けたまま右に正転させてねじ山をかみ合わせて下さい(添付部品としてご使用の場合にも、説明書に明記されることをお勧めします)。


Q10: インプルナットの「タブ」は小さくなりませんか?
A10: ターンナットに比べるとインプルナットのタブは大きいのですが、タブをつかんで下穴に挿入→引っ張る──という手順が必要なため、小ささを犠牲にしてもタブのつかみやすさを重視して形状を決定致しました。

またインプルナットは、高い強度が要求される部位での使用を大前提に開発された製品です。一般に、薄板に対してM6、M8、M10のねじやボルトで強力に締結されますと、取付材(筐体等)が引き付けられて変形します。そこでほとんどのユーザー様が取付材の表面を広い面積のステーなどで覆い、締結時の引き付けによる変形を抑制されます。イフワカイでは、タブの大きさを、そのステーなどに隠れる程度にさせていただいたわけです。

タブが器材からはみ出してしまう場合は、ナットの向きを変えていただき、タブを折り曲げた状態でステー等に隠れる位置を探してご使用ください。器材に合わせてインプルナットを挿入する向きを調整していただければ、ほとんどの場合問題がないようです。

なお、強度や錆の問題を重視されないケースでは、ターンナットをご使用いただくことで小さな部位にもご使用いただけます。


Q11: インプルナットは使用するねじサイズより大きな下穴が必要なのですが、締め付け後に「ズレ」が生じたりしませんか?
A11: 締め付け後に「ズレ」が生じることはありません。ナットを表側から裏側へ挿入する構造上、どうしても使用するねじサイズよりも大きな下穴が必要になります。そこでインプルナットやターンナットはナットの取付材の当たり面に凸部を設けてあり、その凸部が下穴にかかってズレを防止するように設計されております(製品紹介画面の図をご参照下さい。雌ねじの周囲が凸状になっています)。そのため締結後は、ナットの凸部が下穴にかかっていますので、使用するねじやボルトは必ず下穴の中心を通りますし、側面でのご使用でもズレは発生しません。


Q12: インプルナットは床面等で使えますか?
A12: 少し工夫が必要ですが、使用できます。側面に使用される場合はタブを折り曲げて引っ掛けるので仮固定は問題無く行えますが、床面等で使用される場合、タブの折り曲げだけでは仮固定が困難な場合があります。その場合はタブを両面テープで仮固定するなどしてご使用下さい。


Q13: インプルナットのタブが取り付け材と取り付け物との間に残りますが、隙間ができませんか?
A13: 図面上ではタブの厚みだけ隙間ができることになりますが、タブの厚みは0.3mmと非常に薄く設計してありますので、実用上問題無い範囲だと考えます。ちなみにターンナットの頭部フランジも、0.3mm厚のものを採用しております。


Q14: グラロックが振動による「ユルミ」にも有効なのはどうしてですか?
A14: グラロックはスチールバネ材を使用して製造しております。ねじを挿入しますとねじを脚部で挟み込み、バネの戻り効果でねじに一定の負荷をかけます。また、めねじ部も専用ねじホール(1種タッピンねじ用)になっているため、微妙な締結トルク管理も必要ありませんので、スピーディーな作業が可能です。
※グラロックは廃盤です。


Q15: グラロックはなぜ金属製なんですか?この種のファスナーは樹脂ファスナーが主流だと思うのですが?
A15: 熱に対して有効な手段であるからです。樹脂ファスナーでは問題の出る箇所にもご使用いただけます。また、「ユルミ」に対して有効であることも前述の通りです。
※グラロックは廃盤です。


Q16: グラロックの下穴は丸穴では使用できないのですか?
A16: 残念ながら丸穴の下穴ではご使用いただけません。指定のスリットのみでのご使用に限ります。その他、溝型鋼(チャンネル材)のような溝のある部材へのご使用や、板面に2.7mm幅の長いスリット(溝)をあけておき、取付位置を自由に設定するような使用方法が可能です。
※グラロックは廃盤です。


Q17: グラロックのバーブはどのような効果があるんですか?
A17: 製造の移動ライン上で差し込んだ時、脱落しないための引っ掛かりです。樹脂板などの軟質材には締結強度のアップにも効果的です。
※グラロックは廃盤です。


Q18: 手すり用ファスナーの特徴は何ですか?
A18: 手すりを「ファスナー」メーカーの立場で大きく分けさせていただくと
1)M6・M8・M10などのボルトで取り付けるタイプ
2)木ネジやタッピンねじで取り付けるタイプ
の2つにわけることができます。

ifWAKAIがご提供していますのは、主に1)のボルト取り付けタイプの手すり用部品としてのファスナーです。
この種の手すりは病院や公共施設、ショッピングビルなど大型施設や、住宅でも強度の要求される箇所に用いられることの多いものですが、取り付けも高度な性能が要求されます。しかも、取り付けられる壁面は耐火ボードなどが代表する中空状態の板壁が多くなります。体重を支える手すりを、このような壁にしっかりと固定するためにはできるだけ大きな板ナットを壁の表側から、「手の入らない」内側に入れる必要があります。私どものメカナットM6・M8・M10はそのようなニーズにお応えするファスナーとして誕生しました。手すりの種類によって、ターンナットも取付け部品としてメーカー様にご採用いただいています。(メカバスナット、メカボードは住宅用の手すりに用いられます。)


Q19: メカヘビーについて教えて下さい
A19: 手すりは、本来は補強下地を設けた壁面に取り付けられますが、
1)意匠上の特殊な支持
建物の状況によっては意匠上の理由などで、まれに部分的に補強下地のない壁面で支持しなければならない部位が発生します。
2)ユニットバスへの補助手すりの取り付け
壁材が薄い鋼板補強石膏ボードの「バスパネル」にL字型の補強手すりを取り付ける場合、メカナットでもナットと壁面裏の接着面積が少なく、バスパネルのたわみ・割れなどの原因となります。

いずれの場合でも、できるだけ長いナットを壁面の裏に入れる必要が生じます。
一方で壁面と裏の隙間の奥行きは限られています(隣室の壁があります)ので、長いナットは入らないという矛盾が生じます。壁面に大きな穴をあければ長いナットも入りますが、防水や美観上の問題が生じてしまいます。

そこで、長いナットを「穴から入れるときだけクネクネ曲げられないか?」というテーマに挑戦して解決した製品が「メカヘビー」です。穴に入れる時は「ヘビ」のように小さな穴でも曲がって入り、中に入ると約100ミリの長い棒ナットになります。
   M4・・・主として内装壁面の小物入れ付手すりや棚付手すり、ボード補強板の取付用(SUS304製)
   M6・・・主としてバスパネルの補助手すり用(SUS304製)
   M8・・・主として内装壁面の手すり用(亜鉛鋳造製)
   
なお、本来は十分に補強された壁面を設けて取り付けられるべきものですので、十分な知識のある専門メーカー様のみご利用下さい。また、バスパネルの中には本品でも保持強度を得られない構造のものもありますので、事前の評価が必要です。


Q20: ターンナット・インプルナットに使用されている白色の梱包材は発泡スチロールですか?
A20: 両製品の梱包に使用しているものは発泡スチロールではなく、ピーブロックです。ピーブロックは実質的に無架橋ポリプロピレン型成型発泡体ですので、省資源、省エネルギー型でポリプロピレン樹脂として再利用を含めた処理が容易です。焼却する場合も、黒煙も少なく、有毒ガスも発生しません。


Q21: ターンナットに使用されている三価クロムクロメート処理はどのようなものですか?
A21: 廃棄された六価クロメート処理品から六価クロムが溶出することで環境汚染、しいては人体へ悪影響を引き起こすことが懸念されており、六価クロメート処理品のリサイクルおよび廃棄が規制され始めました。このような時代のニーズに対応して開発されたのが三価クロムクロメートです。ターンナットでの多くの使用部位が自動車・電機・精密機器などに集中しているため、六価クロムフリーのめっきを採用いたしました。

<特長>
・六価クロムを含有しません。
・亜鉛めっき上では明るい淡青色の色調が得られます。
・有色クロメートと同等の耐食性が得られ、加熱耐食性にも優れています。

<付記>
六価クロムとは?

六価クロムは金属表面処理に広く使われる薬品で、クロム酸塩のかたちで腐食抑制剤に利用されています。クロム酸錯塩は、大気に対して反応性のない保護膜として作用するとともに、乾燥したクロメート皮膜には微量のクロメート処理液を含んでいて、皮膜に物理的な損傷を受けても、この残存しているクロメート処理液が滲みだしてきてクロメート皮膜を再生します。この性質を犠牲防食といい、他の防錆皮膜と比較して際だって優れている点です。

クロムは1〜6の原子価を持っていて、水に溶けてイオンになるときに三価クロム(一般イオン)になる場合と六価クロム(錯体イオン)になる場合があります。このクロム酸は毒性が強く、1〜2gを経口摂取すると肝臓不全や血液不順で死に至ります。また、6価クロムは肺や皮膚、あるいは消化器官から体内に吸収されやすく、肺ガンや潰瘍、皮膚炎などの原因になります。


Q22: メカヘビ〜はALCに使えますか?
A22: メカヘビ〜はALCにご使用いただけません。

理由はメカヘビ〜のナットを固定している“ピン”が飛ぶ事が考えられるためです。 ALCに対しては弊社商品メカナットで施工は可能です。ただし、インパクトドライバーやレンチなどによる過度な締め付けをすると、ナットがALCに陥没しますのでご注意ください。
なお、トグル式ボルトナット(通称:トンボなど)よりも沈み込みなどが緩やかなため、ALCに対してはメカナットをお勧めいたします。また、沈み・緩みが発生した場合はボルトの“増し締め”が必要となります。


Q23: メカナットやメカヘビ〜を使って天井に何か(スピーカーなど)を留め付けることができますか?
A23: 絶対にお留め付けできません。

天井石膏ボードに留めつけることが出来ても、 天井石膏ボードが軽量鉄骨などにタッピングのみで留めつけているためです。 そのため、一度は留めつけることが出来ても、地震や振動その他要因で天井石膏ボードごと落ちてしまいます。
複数点での留め付けにしても同様です。


Q24: 軽量天井下地用吊ボルトを使用したいのですが、軽量用吊ボルトは3/8分ボルトなので3分ねじ対応していますか? また、他のサイズの分ねじや、ユニファイねじなどの対応はしていますか?
A24: 現在、当事業部の中空用ファスナーはミリねじ用で、分ねじ・ユニファイねじに対応しておりません。

分ねじ・ユニファイねじでのご検討について相手材・取り付け器材などの用途・数量など具体的に設定されておられたら教えてください。 →ifw001@ifwakai.com
当事業部にて取組みさせていただきます。


Q25: ターンナット・インプルナット・メカナット・メカヘビ〜・メカバスナットに使うねじのピッチは何mmですか?
A25: ピッチはねじ呼び径により、以下の通り設定しております。
なお、一般的な【並目】を採用しております。

ねじ呼び径 ピッチ(mm)
M4 0.7
M5 0.8
M6 1.0
M8 1.25
M10 1.5
M12 1.75


Q26: ターンナット・インプルナットは供回りしませんか?
A26: 供回りしにくい構造です。
ご使用上、フランジやタブに【取り付け器材】を“当てがう”ことで【相手板材】と【取り付け器材】との間にフランジやタブが挟まれます。挟まれる事で位置が固定される為、ナット自体がボルトと供回りしにくくなります。


Q27: 組み合わせるねじで緩みにくくする方法・商品はありますか?
A27: @ねじにスプリングワッシャなどを挟み込む。
Aねじ山に「ゆるみ止め剤」を塗布されたねじを使う。
Bねじの締め付け際、締め付けトルクを管理することで緩みにくくする。
などが考えられます。

また、上記以外の“緩みにくくする方法・商品”がある場合が考えられます。
なお、@〜Bは“完全な緩み止め”ではないため、実際の現場や状況に応じてお客様にて適宜選定してください。


Q28: M12以上のねじに使えるインプルナット・メカナットは作れますか?
A28: 作れると思われます。
(サイズM12以上のねじで他詳細寸法は未定ですが。)
ただし、現状ではまず定期的な実績が見込めないため製造しておりません。

M12以上でのご検討について、相手材・取り付け器材などの用途・数量など具体的に設定されておられたらお教えください。  →ifw001@ifwakai.com
当事業部にて取組みさせていただきます。


■インプルナットについては、M12用のサイズを製品化いたしました。
サンプル・カタログなどお引き合いをお待ちしております。


Q29: M3のねじに使えるターンナットは作れますか?
A29: 作れると思われます。
ただし、他寸法では制限があると思われます。例えば、ナットをターンナットのM4より小さくできないので、同じ下穴(φ8mm)での仕様になると思われます。

M3でのご検討について相手材・取り付け器材などの用途・数量など具体的に設定されておられたら教えてください。 →ifw001@ifwakai.com
当事業部にて取組みさせていただきます。


Q30: 展示会には出てますか?
A30: はい。出展しております。

第30回ジャパンホームショー 2007年11月14日〜16日

けんざい2007(第19回総合建築材料・住宅設備展)
2007年6月6日〜9日

第10回機械要素技術展 2006年6月21日〜23日まで
出展社名:『 おもしろナット IFWAKAI 』

過去の展示会出展実績
HCR2004:国際福祉機器展 2004年10月13日〜15日
自動車技術展:人と車のテクノロジー展 2004年5月19日〜21日
バリアフリー2003 2003年4月24日〜26日
その他

常設展示案内 2003年〜
東大阪クリエイションコア


Q31: 【中空用ファスナー】以外の特殊なファスナー・ナット・アンカーを作れますか?
A31: 現在、当事業部の製品ラインナップは中空用ファスナーに特化しております。

しかし、特殊な製品(中空用ファスナー以外)のご検討についても承っておりますので、是非ご一報頂きますようお願い申し上げます。 →ifw001@ifwakai.com
当事業部にて取組みさせていただきます。


Q32: 中空用ファスナーを輸出していますか?
A32: 一度、ご連絡ください。 →ifw001@ifwakai.com


Q33: ELV指令・RoHS指令・WEEE指令に対応してますか?
A33: 一度、ご連絡ください。 →ifw001@ifwakai.com
(関連Q&A →
Q21

その他:規制や管理令についてのご質問がございましたら一度、ご連絡ください。
 →ifw001@ifwakai.com


Q34: どんな 場所 に使ってますか?
A34: 自動車・輸送機・・・
内装、外装、バンパー(カバー)、ボデー側の予め空いている穴を再利用。

建築・景観資材・・・
鋼管・角パイプ、中空建材(内外装材)、ユニットバス、石膏ボード(プラスターボード)、アルミサッシ、樹脂サッシ。

機械・・・
アルミフレーム・鋼管。


Q35: どんな モノ を留めつけてますか?
A35: 自動車・輸送機市場・・・
アシストグリップ、サイドステップ、リアアンダーミラー、スポイラー、フォグランプ、コンソールボックス、マッドガード、ロッドホルダー、内装フックなど

建築・景観資材・・・
手すり、クレセント、補助錠、物干し金物、収納ユニット、ルーバー、パーゴラ、ベンチ、アングル、ミラーなど

機械・・・
FAパーツ、盤部品など

『採用事例パンフレット』をご希望の際はその旨ご用命ください。
上記【お問い合わせ・サンプル依頼】からお申し込み下さい。

また、【手すり取り付け一覧】もご活用ください。


Q36: おもしろナット(イフワカイ中空用ファスナー)の採用以前はどうしていたのですか?
A36: 【採用前の従来方法(工法)】 →【従来方法の不満】
タッピング留め、テープ止め。 →強度が不安。現場管理できない。
専用工具を使ってカシメナット。 →専用工具を使いたくない。
溶接ナットをして再塗装。 →工程を減らしたい。
トグル式タイプを使ってボルトを出す。 →長さ調整が面倒。ピンが折れる。
中空部を貫通させてボルトナット。 →貫通させたくない、できない。
プレスナット・溶接ナットを使う。 →全てにプレス・溶接できない。

上記の理由で当事業部の商品を採用いただいております。


Q37: 図面を頂けませんか?
A37: 申し訳ございません。一般的に公開しているCADデータ、詳細図面はございません。
※詳細が必要な場合などは是非、ご一報ください。
(パンフレットにはサイズを掲載しております。)

ご用命の際はその旨ご連絡ください。確認の上、必要とされてる図面が当社にあれば提出させていただきます。
またその際はご検討の用途などお教えください。


Q38: プレス穴とドリル穴との違いは何ですか?
A37: 設計上はプレス穴と同径のした穴が必要です。
正確な機械(プレス)加工でなく、鉄工ドリルやハンドリーマーなど手で加工した場合、円形状が【おにぎり型】のようになる場合がございます。
その場合にもお使いいただけるように、0.2mm大き目の下穴径を設定しております。

※真円に近いドリル加工が可能な場合は『プレス』欄の下穴径をご採用ください。(詳細はパンフレットに掲載しております。)



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